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KLタワー展望台の行き方・帰り方!鉄道+無料シャトルバス編

KLタワー展望台の行き方・帰り方!鉄道+無料シャトルバス編

2018/12/22

ツインタワーと並ぶクアラルンプールのランドマーク「KLタワー」。ツインタワーを中心にKLの街並みが撮れるのでむしろ景色はこっちの方がいい!と評価する人も多いかと思います。

KLタワーの弱点は鉄道駅からのアクセスが悪い事。徒歩でブキッ・ナナスの丘のふもとまで行けば無料のシャトルバスが利用できるという事で「鉄道+無料シャトルバス」でのKLタワー展望台の行き方を紹介したいとおもいます。

KLタワーの行き方(鉄道編)

KLタワーに行くならタクシーの方が簡単でオススメですが、今回は鉄道+無料シャトルバスでのKLタワーの行き方を紹介したいと思います。

KLタワーに鉄道で行くなら最寄り駅はKLモノレールのラジャ・チュラン駅。ラジャ・チュラン(Raja Chulan)駅からKLタワー麓のバス停まで徒歩で約11分。隣のブキッ・ナナス(Bukit Nanas)駅からも徒歩で約13分程の距離にあります。

KLタワーはブキッ・ナナスの丘の上に立っていて、丘の麓のバス停からKLタワーまでは無料シャトルバスが運行しています。無料シャトルバスといっても車両はワゴン車。麓のバス停とKLタワーを約15分間隔で運行しています。

無料シャトルバス(ワゴン車)の中はタイの乗合ワンボックス「ロット・トゥー」に似ています。乗ってしまえば3~4分ほどでKLタワーのエントランスに到着します

KLタワー入口から展望台まで

KLタワーのエントランスに到着すると、KLタワーのスタッフさんがチケット売り場まで案内してくれました。

チケット売り場でチケットを購入します。
室内の「オブザベーションデッキ(276m)」は大人RM52(子供RM31)、さらに上階の「スカイデッキ(300m)」は大人RM105(子供RM55)と日本円に換算しても約3,000円と結構お高めです。

ちなみに東京タワーの料金は「大展望台(150m)」で大人820円(子供460円)、さらに上階の「特別展望台(250m)」は大人1,420円(子供860円)です。

せっかくなので上階の屋外展望台「スカイデッキ(300m)」から観光したいと思います。

KLタワー「スカイデッキ(屋外展望台)」

まずは西側の大型ショッピングセンターが立ち並ぶKL最大の繁華街「ブキッ・ビンタン」方面。中央の緑色の建物はロット10。

その奥の超高層ビルは2018年現在再開発中のBukit Bintang City Centre(BBCC)ですかね?

そして北側はKLCC方面。
ペトロナス・ツイン・タワーやKLCC公園を囲むように高層ビルや高級ホテルが林立しています。

高さ452mのツインタワー上層部が同じ高さに見えます。スカイデッキは標高94mの丘に立つKLタワーの300mの位置にあるので、事実上400m近い目線から見ている事になります。

KLタワーのガラス張り展望室「スカイボックス」がヤバい!

スカイデッキを進んでいくと目の前に何かの行列。

行列の先は「Sky Box1」。
北南の2か所に全面ガラス張りのスカイボックスが設置されていてツインタワーがある北側は結構並びます。後でデジカメのタイムスタンプを確認したところ、この日は約40分並んだみたいです。

前の人が撮影中ですが、怖くて足がすくんでいます。並んでいた人の中には、いざ自分の番になった時に怖くて中に入れなかった人もいるほどです。

写真だとわかりにくいですが、実際にスカイボックスに入ってみると結構ヤバい!絶対大丈夫だと分かっていても恐る恐るになってしまいます。

スカイボックスを横から見ると外に突き出しているのがよくわかります。絶対安全な感じはしますが、それでもいざあそこに立ってみると足がすくんでしまいます。

KLタワー「スカイカフェ」

北側のスカイボックスの奥には、高さ300mの景色を見ながら休憩できる「スカイカフェ」。

スカイカフェには水やコーヒーやフードの取り扱いもありました。

KLタワー南側の「スカイボックス」は比較的すいている

ツインタワーが見える北側のスカイボックスは混んでいますが、南側は比較的空いています。ちなみに北側がピンク、南側がブルーになっています。

南側は穴場感もありますが、こちら側はKLセントラルやムルデカ・スクエアがあるクアラルンプール市内の主要エリアです。

ムルデカ・スクエア(独立広場)方面にズーム!
ムルデカ・スクエアの掲揚塔やスルタン・アブドゥル・サマド・ビルの時計台、シティギャラリー、手前にはビルに隠れたマスジット・ジャメが見えます。

マスジッド・ネガラ(国立モスク)方面にズーム!たたんだ傘のようなミナレットと、広げた傘のような水色の屋根が見下ろせます。

KLタワー「オブザベーションデッキ(屋内展望台)」

スカイデッキのチケットを購入すれば下の階の屋内展望台「オブザベーションデッキ」も見学できます。こちらのフロアは上のスカイデッキに比べてアジア人が多い印象です。

KLタワーの屋内展望台はクアラルンプール市内をぐるっと一周360度見下ろすことができます。垂直なガラスと斜めに下を向いているガラスが交互になる作りになっているので写真が撮りやすい。

ガラス越しにはなりますが、ガラスが下を向いているので街並を眺めるなら屋内展望台の方がむいているかも知れません。

屋内展望台には世界のタワー(通信塔)が高い順に紹介されています。ちなみに第1位は日本の「TOKYO SKY TREE(634m)」となっています。

第7位にはKLタワー「MENARA KUALA LUMPUR(421m)」がランクインしています。ここよりも高いタワーが世界にはたくさんあるんですね!

▼世界のタワー(通信塔)
【第1位】日本「TOKYO SKY TREE(634m)」
【第2位】中国「CANTON TOWER(600m)」
【第3位】カナダ「CN TOWER(553m)」
【第4位】ロシア「OSTAKINO TOWER(540m)」
【第5位】中国「ORIENTAL PEARL TOWER(468m)」
【第6位】イラン「MILAD TOWER(435m)」
【第7位】マレーシア「MENARA KUALA LUMPUR(421m)」

やっぱりラクなのはタクシー

クアラルンプール市内のタクシーは基本メーター運行はしてくれないので、客待ちしているタクシーに乗るには値段交渉が必要になります。マスジット・ジャメ駅前で客待ちをしているタクシーに「KLタワーまで!」と値段交渉したところ15RMとのこと。

割高なクアラルンプール国際空港内の両替レート"100JPY(円)=3.30MR(リンギット)"で換算しても日本円で"15MR=約454円"程度なので言い値でタクシーに乗る事にしました。

東京タワーよりも高いだけあって、市内のいたるところからKLタワーを見ることができます。

ブキッ・ナナスの丘の麓ではなく、丘の上にあるKLタワーの入口まできっちりと連れて行ってくれました。

難しいのは行き方よりも帰り方

KLタワーからの帰り方を考えておくのも重要です。KLタワー入口付近にタクシーのりばがあれば便利なのですが、そのようなものはないのでタクシーで帰るならKLタワー入口に到着したタクシーに乗るしかありません。しかし他にも到着したタクシー狙いのライバルがたくさんいるので、厚かましく行かないと割り込んでくる中国人客には勝てないと思いました。

そんな気の弱い日本人客にオススメなのが無料シャトルバス。KLタワーを出て右手に無料シャトルバスの停留所があり、バスはKLタワーと麓のバス停を約15分間隔で運行しています。

無料シャトルバスといっても実際はワゴン車。麓のバス停まで下りてしまえばタクシーが待っています。

ちなみにブキッ・ビンタンまでは30RM。日本円で900円くらいなので言い値で交渉成立。

ひとつ思ったのが仕事は丁寧だという事。バンコクのタクシーは目的地のかなり手前や、横断歩道すらない大通で反対車線で降ろされるのが常識的な感じがありましたが、クアラルンプールではしっかりと目的地まで運んでくれました。

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